飛んでる鳥の撮影上達のためにカラスやハト、サギのような大きめの鳥が来るとレンズを向けてシャッターを押すようにしているのですが、今日パソコンに取り込んだ画像を見ると!?!というのが写っていました。
ピントはやはり合わせられなかったのですがこいつ逆さまに飛んでますよね・・・
僕のカメラがこの連写だけは上下逆さまに保存してしまった可能性は?ネットで検索してみるとスマホで「どの画像も」上下逆さまになってしまうという相談はたくさんあるのですが、コンデジや一眼では見当たらないし、時々逆さまに保存されてるなんてのはスマホでもカメラでもないです。なにか画像をいじった覚えも無いしカメラにもパソコンにも連写したセット画像を全部回転させる機能はついていないです。
ちなみに今日取れた画像を反転してみるとこんな感じ
逆にもっとおかしい。このカラスは下に向かって飛んでいたのではありません。川の対岸から私の斜め上をかすめて遠ざかって行きました。カラスはこんな風に首を真下に向けて飛ぶ鳥では無い。人間でも水泳でクロールのとき首を曲げてアゴを胸に付けるようにして泳ぎはしないです。逆に背泳ぎだと少しアゴを引いて背中を丸めるようにして泳ぎます。だからこのカラスも背面飛行に合わせて首を丸め体も斜め上を指して飛んでいたと考えられるのではないでしょうか。
鳥の背面飛行は学問的に認知されているようです。Whiffling(ウィフリング)と呼ぶそうですが・・・
この違和感の正体は?顔はそのままで上下逆さま、背面飛行をしている不思議な鳥の飛び方が目撃される
しかしウィフリングを行う鳥として知られているのはガンやシギ類、タゲリなどだそうで他のサイトでハヤブサが背面飛行を行っている例もありますが敵からの襲来をダウンフォースを強めて回避するのではなどと、なんかそれぞれ意味ある行動のようです。
でもこのカラス。ただのいつもどおりの移動っぽかった。写してみたらこうだったって感じです。
たんに「カラスは遊びが好きだから」で片付けるのも安易な気がするんでこれからも機会があるたび飛んでるカラスを撮りまくってみます。それももっと上手に。できれば背景入りで。この個体だけの習性かも知れないので難易度は高そうですが。
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