トレイルカメラ

トレイルカメラは赤外線センサーで動くものに反応して録画をしてくれる優れものです。動物の研究やテレビのドキュメンタリーのために使われたり、あるいは害獣防除、さらにはゴミ捨てを守らない人が誰なのかを知るためだったり色々使い道はあります

私が使っているものはこれらです

まだ盗まれたことはない

COCOCAM「5SW」

中国のメーカー製です。4K高画質対応。これの前に同じメーカーの別の製品を買ったのですがしばらくして挙動がおかしくなって返品しました。懲りずに同じメーカーのものを買ったのはそのときの対応が悪くなかったので「当たり」が届けば使えるだろうと思ったからです。中華メーカーが販売してるとはいえ日本のAmazonに並べているのでお値段は強気でした。

画質は非常に満足しています。研究をしているわけじゃなく娯楽でやってるのできれいに映っているのはうれしいものです。

ただ赤外線センサーが甘いのか無駄なものに反応しないよう調整してあるせいか、新しい足跡があって何かが明らかに通ったはずなのに録画していないことが少なくありません。昼間はとくに反応が悪く大きなダイサギが画面から出て行くところから録画が始まっていることもありました。目の前を歩いているときは反応しなかったわけです。また三脚の取り付け部分が小さくて付けにくいです。

とは言え、それらを補ってあまりある画質なので満足しています。

残念ながら12月20日にカードを回収に行ったら消失していました。悲しい


センサーの反応は敏感

PIR1000

メーカー名は不詳。Aliexpressで中国から直接買いました。4500円+送料ぐらいだった覚えがあります。

最初の段階から最後の30秒が録画されていない不具合がありました。どうもコマ抜けして録画してしまうようでその分が合わせて30秒になってしまうようです。動きがカクカクして録画されてしまいます。

まあ使えないことはないしすぐ使いたかったので返品は諦め使い続けました。しかし12月になりついに夜間は10秒しか録画してくれないようになって使用を断念しました。

センサーの反応はやや敏感すぎるので昼間は草木が動いているだけで録画が始まってしまいそれらを確認する手間が大変でした。ほとんど動物は何も映っていない動画ばかりの中にときどきイタチが映っていたりするのです。

画像はハイビジョンサイズなんですが画質はそこそこです。でも充分動物の様子を観察できました。ありがとう。そしてさようなら。


トレイルカメラの長所は赤外線で対象を捉えてその間だけ録画するので電源が無くても乾電池で何日ももつという携帯性です。どこにでも置けます。

しかしそれが弱点でもあり昼間は太陽光を反射する草に反応してしまいますし、ネズミのような小さい動物はあまり拾ってくれません。冬になって外気温が下がったらネズミも映るようになりましたが夏でもたくさんいたはずなのです。

そして大きい動物でも必ず拾ってくれるわけでもありません。動きが速いと反応しないようですし。ところが数十メートル先で車が通ったときは必ず録画しているのも面白いです。それだけエンジンは赤外線を出しているということらしいです。

そういうわけで何がいるのかにはとても役に立ちますが生息数の調査には使えないでしょう。

面白いことにタヌキとアライグマはカメラに寄ってくることが結構多いです。三脚をいじってカメラを倒されたことも何回かありました。かと思うとカメラに気付くと小走りに逃げ去っていくこともよくあります。

タヌキもアライグマも視力は弱くその分嗅覚は敏感で実際カメラの匂いを嗅いでいるところが映っていることもありますが、そうでなく近寄ってくることがほとんどです。ふと思ったのはトレイルカメラのセンサーが出す赤外線の一定の波長を彼らは見えるのではということです。人間にはまったく光を感じ取れませんがスマホのカメラで撮影するとご覧のとおりです

トレイルカメラが照らすための赤外線が写っています。さほど可視光から離れた波長では無いようです。(最近のスマホは赤外線が写らないようにカットされるらしいが私のは写ってしまう。安物だからか・・・)

イタチやネズミ、キツネ、ハクビシンはカメラを見るような動作が無いので何が違うのだろうと考えそうかもと思っただけなので、捕まえて実験すればすぐ分かることなのでしょう。どなたかよろしくお願いします!