富士見市びん沼自然公園で野鳥観察をしてきました。ここはクヌギ、コナラ、ヤナギ、ハンノキなどが植樹されています。かつては広大なアシの自然保護区域がありましたが、現在はパークゴルフ場に作り替えられました
冷え込みが深まり日照時間も短くなってきて冬の鳥たちに再開することができました

10月の半ばからジョウビタキを気にしつつ歩いていたけれどぜんぜん会えず。しかしこの二日前に4羽見てからあちこちで鳴き声を耳にするようになりました。渡りは集団で来るのでしょうか

モズの高鳴きが一段落してきたところで入れ替わるようにジョウビタキたちが縄張りを主張しています。モズとも時々バトルしてますね

ツグミはかすみ網で一網打尽にされていたそうですから渡りは集団でなのでしょう。まだ樹上にいますが冬は地上に降り立ってくれるのでたくさん見られます

アオジも再開できました。鳴き声は聞こえるけれどまだアシが枯れきってないので姿を見るのはなかなか大変です

シジュウカラたちと混群を作る仲間も飛び交い始めてます。落葉樹もまだ葉を付けてるのでちょっと探しづらいですが

ここのクヌギ、コナラはナラ枯れ病の被害がほとんど見られません。この両種の木はほとんど全滅という林や公園も見かけるのですが何の違いがあるのでしょうか。若い木が多いからか?しかしこの写真のようにカシノナガキクイムシの開けた穴も見られます。コゲラがその中に舌を入れて探っていました。とはいえコゲラたちだけで全滅させられるようなものではなさそうです



混群の中にエナガはまだ見られませんでした。アシやシラカシ・スダジイの暗がりからはジャジャジャと大きなウグイスの声が聞こえるのですが写真に撮るどころか姿すら見られず。ようやく写せたのがこの目だけの画像です・・・

このシラカシの樹冠で精一杯声を張り上げていたこのモズはまだ嘴が黄色く若鳥のようです。初めての冬、無事こせるといいですね
ほかにも見られた鳥はヒヨドリ、ハシボソガラス、キジバト。この日は公園内には入っていませんでしたがカワラヒワは周辺の電線に止っていました


道路沿いには赤い実を付けた木が1本。ズミっぽいのですが実が大きく、葉っぱで調べてみるとヒメリンゴというのらしいのですが、当てはまらないところもあって完全な同定はできません。誰かがゲリラ的に植えたのでしょう。食べてみるとちゃんとリンゴの味がします!おいしい。ネット上には「味がなく生食には向かない」と書かれてるのも見ましたがいやいや美味しい。むさぼるように食べました。食べていいんだよな?鳥は食べてよくて人間が食べたら捕まるとかないよね?

帰りの新河岸川の土手でホオジロの地鳴きも聞こえました。この鳥も今シーズン初。ホオジロ、カシラダカ、アオジ、そしてオオジュリンと好きな鳥たちが見られるシーズンにさしかかっていますが今年はなかなか厳しそうな条件です。そのことはまたいずれ

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