南古谷・上福岡の新河岸川沿いを散策してきました。目当ては昨シーズンに見かけたホオアカとアカハラを見つけることだったのですがそれは叶わず。でも色々な小鳥の魅力的な姿を見られました
なかでもジョウビタキは今年はオスしか見られていなかったのでうれしかったです
「ヒッヒッヒッ カ カ カ」という声に誘われ慎重に辺りを探すと農家の納屋の上で鳴く姿が。すぐに消えてしまいまたあちらに現れ、そして次は高い電線に乗ってしまったので消えてしまうかなと不安になったところで、つぼみをたくさん付けた梅の木に降り立ってくれました
縄張りを周回する習性があるから待っていれば必ず戻っては来るけれどそれがいつになるのか、そしてまた見つけられるのか分からないので出会ったときに逃さず見られるのはラッキーです。今季はジョウビタキを見つける機会が少ないのでこういうチャンスはなおさら。初めてのメスを近くでじっくり観察しました
上福岡の新河岸川斜面林の脇を歩いていると遊歩道から林の中に飛び込む影がありました。キジバトの姿もそばにあったのでそれかなとも思いましたがちょっと大きかった。忍び足で歩いているとしばらくしてガサ、ガサと落ち葉を掘り返す音が
コジュケイです。複数羽いたと思いますがそのうちの一羽が藪の中をこっそりこっそり歩いて行くのと並行して私も後を追いました。春には養老橋脇の林で「チョットコーイ!」とずっと鳴いていました。待ち伏せして粘ったときもありましたがそう簡単には姿を現してくれず、そのうち声がしなくなったのでこの付近にはいなくなっちゃったかと思っていましたがちゃんといた
これだよ、これ!たまたま出てきたところを見ても意味がない。潜行性を気取ってるやつらは隠れてるところを覗いてやらないと見た気がしません。コジュケイさん、私の勝ちですよ
カワラヒワがソメイヨシノのつぼみを摘まんでいたり、モズは何食べてるんかなと気になったり
よく「ワカケホンセイインコが桜の芽を食べてしまう!」と外来種の脅威の理由としてあげられたりしてますが鳥さんはみんな食べてますよ。そうそうモズの発見能力はすごい。以前人の多い公園で木の枝の上から落ち葉の下のミミズを見つけていました。音?葉っぱの動き?どうやって分かるんだ、ミミズだぞ?
ジョウビタキもなかなかメスに会えなかったのですが実はモズも秋からずっと見るのはオスばかりでした。最近メスも目にするようになった。たまたまなのでしょうか。それともメスは来るのが遅かったりするのでしょうか
この日最後に見たのはムクドリ。ヒヨドリが来てから昼の家の周りや木々は占領されてしまったようです。夕暮れになると大挙して人家の周りに帰ってきますがレアのギンムクドリやホシムクドリが混じっていることもあるそうなので土手などにいたら要観察。それに普通のムクドリたちも見ていると何か面白いことをやってくれる鳥たち。見ないのは損ですね
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