先日ハヤブサがいた塔の上に遠目にまた確認できたので近づいて行きました
前回近づきすぎて警戒して狩りを行わなくなってしまったので、歩いてゆっくり接近したのですが、「あそこで陣取って三脚立てて動画撮り始めよう」と計画した場所に着くまでもなく飛び立ちました
慌ててカメラを向け連射しました。ハヤブサの姿を画面に収めるだけで精一杯で空の周りの様子は見えていなかったのですが、ファインダーの中に突然ハトが現れました
これを狙ったようです。ドバトのようです。狩りは失敗。ドバトのほうが上によけて逃れたという感じです。ハヤブサは群れから離れた個体が単独で飛んでいるのを見て、飛んでいく方向を考えて遠回りして飛んでから、ハトの進行方向の正面に回りすれ違いざまに襲えるよう計算して飛びだしたようです
ハヤブサもハトもそのまま飛び去っていきました
反転して追いかけても無理なのでしょう。思ったのはここのハヤブサはこういうのを狙っているのかということです。テレビの動物番組で見るような獲物の群れの近くを飛び回り、1羽を引き離してそれを追い回して捕らえる方法ではなく、もともと群れからはぐれてしまって合流しようと飛ぶハトを待つと
ハトの群れのいる位置は分かっているので「このハトは合流するために必ずあちらに飛んでいく」と理解してワンチャンスで仕留める方法のように思えます。実際このドバトの進行方向には橋桁がありそこはドバトが多数巣くっているエリアなのです
ちなみに画像をよく見てみると前回と同じ個体だと思います。右側のヒゲの先が細くエリの黒が切れ込んでいます
ハヤブサとチョウゲンボウ -南古谷- 2022/12/23 | 新河岸川の野鳥と哺乳類 (shingashi-gawa.jp)
これからも何度か目にするチャンスはありそうです
この日の猛禽類は他にもチョウゲンボウとノスリを見ました
チョウゲンボウはカラス2羽に終われ寺尾遊水地の方から飛んできました
私の相棒のノスリさんはいつものアンテナに止まっていたので初めて新しいカメラで間近から撮ることが出来ました。しばらくしたら対岸のヒノキの上(ここも定位置)に飛んでいき、またカラスに追われて往復してアンテナに戻っていました。しっかりしろ!
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