キビタキ(まだ見たこと無いです)がもう来てないかと行ってみました。ベテランらしいかたがカメラを構えていたので伺ってみたらまだ「入って」なさそう。入るっていう表現するんですね。やっぱり5月過ぎなんでしょうか
さて森の中はシジュウカラのさえずりでいっぱいでした。街中でも聞こえるものですが周囲の騒音から切り離された(高速道路の車の音が無ければ最高なのですが)木々の中で聞くのは格別です。若葉の緑と木々の香り、そして鳥の声、五感すべてに安らぎを与えてくれる場所です
今日、私にとって珍しい鳥はアオゲラとカケスでした

ヒヨドリが縦横に飛び回っているので中型の鳥はヒヨドリだと思い込んでしまいそうになりますがしっかり一羽一羽確認した方がよさそうです。これもなんか違和感を感じたので双眼鏡を覗くと青い羽根が見えました。カケスだと慌ててカメラを構えました

でも葉っぱが出てくると鳥たちは声はすれども姿は見せずですね。さえずるシジュウカラも木々のてっぺんがソングポストなのでまったく姿は見られない。このカケスもジェイという鳴き声がして探してようやくこの程度の証拠写真だけです

きれいな鳥ですね。ちょっとアフリカや南米の熱帯の鳥のような色の組み合わせを感じます。ドングリ好きな鳥だそうですがドングリがたくさん落ちている秋から冬にかけてはここで見たことありませんでした。いるところでは珍しく無い鳥でも身近に現れてくれるとうれしいものです
そういう鳥がもう一羽いました

アオゲラです。幹に垂直に止まる中型の鳥がいたので来た!と興奮しました。アオゲラはここで一度見たことがあります。そのときも一瞬でしたが今回も・・・

林の中ではケェケェという地鳴きと突然真上から聞こえるポヨッ!!という大きなさえずりが別の場所3カ所ぐらいで聞かれました。何羽も入っているようです。ただコナラの葉っぱが大きくなっていくこれからはさらに姿を見るのは難しくなりそう。鳴き声はこちらの動画をご参考に
ほかの鳥さん達もいろいろいました。もうすぐ去って行ってしまう鳥たちは



ツグミは畑地でもヨシ原の周りでも群れに成ってきてますね。もうすぐ旅立つんでしょう。シロハラもそういうツグミのなかに一羽混じっている感じで地上でエサを探していました。オスばかりだったのはたまたまかな?シメはまばらな木々を渡り歩いている印象があったので深い林の中にいたのは意外でした




ここで子育てをする鳥たちは大忙しのようです。カラスは枯れ枝を折り取って運んでいました。エナガは樹皮に生えたコケをたくさん咥え。シマエナガで有名になったヒナ団子見てみたいです。林縁の枯れた樹冠ではようやく囀るシジュウカラの姿を見ることができました。キビタキはもう少し下の方で鳴く鳥であって欲しい。見てるとなにかやってくれてる鳥のヒヨドリはクヌギの葉っぱをむしっていました。しばらく咥えてたあと放り出してしまうので食べているのではないようです。この一羽だけでなくほかにも同じことしているのを見たので単なる遊びでもなさそうです。何が目的なんでしょうか

コゲラのオスは耳の後ろに赤い羽根を持っていますが普段は隠れています。興奮すると頭の羽が立ってそれが見られます。繁殖期だとそのチャンスは多いかも知れません


鳥だけで無く花もここでの楽しみです。今咲いているキンランはなかなかお目にかかれないのでこれ目当てにもぜひ足を向けてください
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