12月9日の猛禽類編です
南古谷中学校の向かいの田園地帯にオスのチョウゲンボウが飛んできて電柱の上にとまりました
かわいい顔つきですがそれでも野蛮に獲物を狙っています。そして飛び立ちました
20mぐらい先の低い草地の中に降り立ちすぐに引き返してきました
大きなバッタを捕まえてきました。クルマバッタだと思います。あっという間に食べ終えしばらくしたら飛び立っていきました
その後びん沼川の脇を歩いていると上空に猛禽が旋回していました。ちょうど正午です
トビでは無いのはシルエットからすぐ分かるのですが先日ハイタカをオオタカと思い込んでいたのでどちらなのか迷いました。大きさからいうとカラス大に見えるので明らかにオオタカだと思うのですが経験不足ですし帰宅してから撮った画像で判断することにしました
輝度、露出、コントラストを調整し切り取った画像です。お腹が白っぽいのでオオタカと判断してよいようです。さらにハイタカは翼がもっと濃い茶と黒の縞模様だそうです
『町・野山・水辺で見かける野鳥図鑑』(日本文芸社)の巻末にツミ・ハイタカ・オオタカの見分け方が載っています。オオタカは「ハイタカより眉班が太め」「尾羽の先端がカーブするように並ぶ」「ハイタカは体に比べ頭が小さくオオタカは大きい」とありこの画像に当てはまりそうです。ただそれらも相対的な基準ですし、旋回の仕方だと尾羽の並び方はどちらもオオタカと書かれてる特徴っぽくなったりハイタカっぽくなったりするようで、各ガイドブックの画像を見ても眉班と尾羽で判断はできそうもありません。また「外側から6本目の初列風切がハイタカは長く突出する」と書かれているのですがそこに載っているイラストですらその特徴で判断はできないという難しさです。結局お腹の横じまが濃い茶色のためお腹が茶色っぽく見えるのがハイタカ、薄い横じまなので白っぽいのがオオタカというのが決定ポイントだと思われます。それと大きさですね。この個体は確かに大きかったのでオオタカのはずです
びん沼川のほぼ真上を5分ほど旋回し続けていました。はっきりと「この場所ではこのタイプの獲物」と狙いを定めて巡回コースを周っているのでしょうか。ならばここではカモ狙いでしょうが隙あらばハトでもなんでも襲うのでしょうか
しばらくしたら大宮の方角へ去っていきました。南古谷や砂中学校で見た幼鳥と別の個体ならば私にとって二羽目のオオタカです。縄張りが10㎞以上あるとも思えないので別個体でしょう。
それにしてもオオタカやハイタカが木など止まっているシーンはどうやれば見ることができるのでしょうか。たまたま営巣地を見つけちゃったらその後いくらでも見られるのでしょうが今のシーズンの子育て前はどこにいるのか。夏でも今でも大きな木があったらフクロウの仲間はいないか、オオタカは止まっていないかと探してはいるのですが見られたためしがない。どこにいるんだ
南古谷に戻ってくるといつものノスリがいつものようにカラスに追われて高木のヒノキの上に避難してきました
まだ羽は生えそろってはいないでしょうが怪我のショック状態はまったくないようです。狩りもせずどこかへ飛んでいきました。しかしほんと何食べて生きてるんだろう、こいつ
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