ハクビシンが現れました。彼らはタヌキやアライグマと違ってカメラに関心や警戒をまったく示しません。エサを探しているというより移動中という感じです。
いつもどおりのっそりと通り過ぎていくと突然奥から光る目が猛ダッシュしてきました。毛が短いと野犬のようですがタヌキです。
タヌキはカメラを警戒することが多いのですがそんなことお構いなしに突っ込んできます。カメラからジョギングで走り去る後ろ姿はよく見ますが、タヌキが全速力で走ること、しかもそれがカメラに向かってというのが映っていたのは初めてです。
間違いなくハクビシンを追い払いに来たのでしょう。ハンターカメラの映像を毎日のように見ているとタヌキはアライグマ、アナグマ、ハクビシンなどより力が強い存在に見えます。タヌキが多く徘徊するようになっている時はほかの中型動物はあまり姿を現しません。体の大きさもタヌキは一回り大きいし数匹ずつの集団行動が常なので可能なのでしょう。キツネはさらに上かも知れませんが数はここには一匹かそこらといった感じです。
固定カメラでの観察なので複数の種類の動物の関係を観察するのは難しいのですが今回は面白いものが見られました。
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