ハンターカメラの設置をサボり続けているので哺乳類をまったく取り上げられないままでした。5月に入ってからたまたまキツネとタヌキが姿を見せてくれました
早朝田園地帯を歩いているとキツネさんと目が合いました。向こうもこちらも結構接近するまで気付かなかった模様。一瞬固まった後、すぐにキツネさんは走り出してしまいました
じっくり見られなかったのは残念だけどトレードマークのピンと立った耳と長い尻尾が写っていたのはよかった。最近ネットのニュースで千葉市では絶滅したと見られていたキツネが見つかったと報じられていました。(「千葉市レッドリスト「消息不明・絶滅生物」のキツネ、市内の里山にいた NPOが映像で2度とらえる 複数生息の可能性」東京新聞5月28日付)
タヌキより強い動物食なのでキツネが生きていくためにはネズミ、モグラといったエサが継続的に取れる環境とそれを覆う広い縄張りが必要で、田園地帯や河川敷、雑木林があってもそれらが分断されてしまうともう住めなくなってしまう可能性があります。まだなんとか、ここは持ちこたえているようです
タヌキは数が多いので時々目にします
アライグマも負けないほど数はいるはずなのですが水路や壁際を移動しながらエサを探しているようで、平面的に移動しながらエサを探すタヌキとは違うようです。そのためアライグマは明るい時間帯に目にしたことはまだありません。海外の動画なんかだと昼間に悪さをしてるアライグマがよく見られますがまだ人慣れする程まではいっていないということなんでしょうか
土手にはよくタヌキかアライグマのフンが落ちています。チョークで丸で囲んで「犬の糞は持ち帰ってください」の注意がされてあるのも見ましたがタヌキのものでした。今の犬はドッグフードなので均一で茶色でふわふわしてますが、タヌキやアライグマは黒くて硬そうでそして大抵何らかの植物の種が入っています。イネ科のものだったり季節によってはカキの種だったり
土手を降りて草むらの中を歩いていると時々キツイ獣の臭いがすることがあります。タヌキの貯め糞が近くにある証拠です。うっかり踏んでしまうと大変なことになるのでそういうときは注意です
爬虫類もいました。伊佐沼でのものをご紹介します
水に浮くヘラブナの死骸が風も無いのに大きく動いていました。なんだろうと見ていたら、スッポンが現れました。スッポン、いるのか
最近はクサガメすら見ることはまったくなくカメはアカミミガメばかりです。ヘラブナとマブナの間でも同じようなことが起こっているのではと思うのですが、食性や生態が離れていたとしても生息域が重なれば淘汰圧は強まるはずです。スッポンも昔はもっと見られたんでしょうね
岸から沖の浮島に泳ぐアオダイショウを見つけました。この浮島にはバンが巣を作ってあるらしく時々ヨシの根元から出入りしているのですが、ヘビを見ると近づいていき誘導と威嚇を繰り返しながら追い払おうとしていました
ヨシ原の中でもケケケケッと鳥の威嚇音がしていました。モズだと思ったのですがオオヨシキリでした。ほとんど同じような警戒音を出すんだなと知りました
シマヘビ、アオダイショウはときどき見ますが毒蛇のマムシ、ヤマカガシはこの1年では見たこと無い。見たいような現れないで欲しいような
コメント