昼間のタヌキと出会う 2022/11/18

哺乳類はなかなか昼間に姿を見せてくれません(野良猫除く)。今日は運良くタヌキを見られました。

もふもふの冬毛

南古谷の川崎橋下流右岸はタヌキの大きな縄張りです。けもの道が縦横に張り巡らされ、貯めフンの場所もあって気付かず踏み込んでしまうと大変なことになります(きつい臭いで分かりますが)。

このタヌキはそのけもの道からちょっと顔を出して辺りを見ていたところを珍しく気付いてしまった人間がいたって感じなんでしょう。うかつには動かないところが「ケモノ」を感じます。

私も座り込んで腰を据えて観察。それでも動きません。さらに姿勢を低く身を伏せて擬態しています。私も応じて気付いてないふりで空や遠くを見てるフリをしながら、横目で観察し時々そっとカメラで隠し撮り。

タヌキさんもこちらを注視してるのですが常に薄目。タヌキ寝入りという言葉はこの不動の状態と目をつぶってるように見えることから名付けられたのかも知れませんね。

私が立ち上がるとさすがに逃げる体勢を取る

このままでは千日手なのでもう立ち上がって彼・彼女の全身を写せるところまで歩いて、最後のシャッターを切ってからその場を離れると、背を向けて数歩歩いたとたんにアシの茂みの中に飛び込んで行きました。

やっぱり逃げるその一瞬をずっと待っていたんですね。かなり恐かったでしょう。これからはもうちょっと短い時間できりあげるようにするね。

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