アジサシたち



クロハラアジサシは今月初めにも1羽来ましたが今回のはその個体よりずっと黒みが強かったです
参考)クロハラアジサシ来た -伊佐沼- 2023/06/01
換羽時期には遅いような気がするしここに2週間留まる意味も無いでしょうから前回の個体は若い鳥で今回とは別だったと考えていいのでしょうか



この日は青空の色が素敵でそこに浮かぶ雲もかすれていたり掴めそうな塊だったり、氷河のような青みやラベンダーのような紫が入っていたりで本当に美しかったです。そこで鳥たちと空を一緒に撮って見たかったのですが、ううむ難しい。鳥が白く見えるシーンの先に空の青やいい雲があるとは限らないし。でもシルエットと空の対比というテーマだったと言うことにして自己満足です。料理と一緒で結果オーライ。オムレツを焦がしたら「しっかり食感のオムレツ、カラメル風味」なのだと思って食いますし
正午頃からは強い風が吹いてきました。それでも水がかぶる下の木に止まってるアジサシ。何を考えているのだろう

前回のアジサシ5羽の群れはコアジサシと仲良くしてませんでした。また止まる場所はもっと沖の細い鉄の杭に一羽ずつで、この止まり木では見ませんでした。鳥を飼っていると分るのですが鳥たちは犬や猫に劣らず個性があります。コアジサシと距離が無いこの2羽はフレンドリーな性格なのかも知れませんね
カルガモのヒナ

やや大きくなったカルガモのヒナたちが親鳥に連れられて田んぼの中でご飯を食べていました。たまらない!

親鳥は常に周りを警戒しています。稲の中からも時折顔を出してじーっと辺りをうかがっていました



水浴びも楽しいね!ちょびっとの翼を一生懸命振って水を飛ばします

警戒してると思いきや私が見てる目の前でお昼寝タイム。子供たちは6羽。親鳥が「今はねんねだよ」t首をもたれかけて態度で示すんですが目は開けて周りを注意してるのがたくましい。つられて目を閉じてしまうヒナたちのかわいさはもう堪えられませんでした
サギたち




コサギは田んぼでオタマジャクシ拾い。ヨシゴイは北の浮島でよく見られますが時々南の方から水面すれすれを飛んできます。南のヨシは釣り人の多い岸沿いにしかないのでそこにいたのではなく、田んぼに行ってたのが帰ってきたのかな?どうだろう
サギも雲と一緒に撮って見ましたが白い雲に浮かぶ白い鳥を撮れるようになるには修行が必要なようです

こういうのはどうなんだろう?そもそも鳥の写真の善し悪しを見る目が私には無いです・・・
いろんな鳥たち






電柱のパイプの中に巣作りの時から見守ってるスズメがいます。下の穴に巣材を敷き詰めていたんですがいつの間にか上の穴からも出入りできるようになってました。そうとう頑張って中に敷き詰めてるようです。虫を運ぶ姿は見られないのでまだ抱卵中だと思います
光がきれいだとありふれた鳥もいつも以上にきれいですね
カイツブリは三家族ぐらいいて湖面はたいへん賑やかです

カワウが目の前を横切っていきました。伊佐沼の鳥はどの鳥も人慣れしているんでそれも観察や撮影の楽しみを増してくれます
水辺の生き物






田んぼにはオタマジャクシがたくさん湧いてますが豊穣のシンボルホウネンエビも見られました。節足動物なんで虫用の農薬を使うといなくなってしまうそうです
サギの捕食を見ていると伊佐沼の周りの田んぼにはドジョウだけでなくウグイやクチボソ、中には大きなヘラブナやコイまで入り込んでいます。沼と繋がっているんで産卵場にしているようです。場所によっては絶滅危惧種のメダカもいました
トンボはシオカラトンボにウチワヤンマがよく飛んでいます。ギンヤンマも見るけど速すぎてとてもカメラでは写せないです
西側の水辺にはハンゲショウが見頃です。ドクダミの仲間。そう言われてみると何となく花の感じが似ているけれど毒々しさはないです。Wikipediaによると埼玉県では絶滅危惧2類というのに分類されているそうです。またクサヨシも穂を開くちょっと前できれいです
カワセミ

用水路のほうに夫婦のカワセミが行ったりきたりしてる場所があります。たぶん近くに巣があるんでしょうがどこだかは分らない。キキキと高い声で鳴いて飛び回っています

一歩ずつにじり寄ってゆっくりカメラを持ち上げてヨシの隙間から写す。ヨシがかぶっていますがこういう写真が私のお気に入りです
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