クロハラアジサシ第1回夏羽 -伊佐沼- 2023/06/20

白いアジサシがいました。時刻は10時半ごろ

クロハラアジサシ第1回夏羽

ガイドブックなどを参考にすると昨年生まれたクロハラの若鳥のようです

大きさや尾の形、くちばしと足の色などからクロハラアジサシかハジロクロハラアジサシなのですが、ハジロは目の後ろの黒が目線の下まで伸びて縦長になるのに対し、この個体は目の高さで止まっています。これでクロハラと言えそうです。またほかの画像では開いたときの尾の形がこの個体は凸型になっていてクロハラの特徴を示しています。ハジロだと角形になるそうです

そしてクロハラの幼鳥では肩羽など背中の羽が濃い茶色なのに対しこの鳥は茶色っぽさは全くないので、今年生まれた幼鳥では無く一才の若鳥だと言うことになります。『日本の野鳥650』を始め私の持ってるガイドブックにクロハラアジサシ第1回夏羽の写真はないのですが、ハジロクロハラアジサシ第1回夏羽は『日本の野鳥650』にあり、目の後ろの模様の大きさ以外はよく似ています

飛ぶときも止まっているときも単独

この個体のほかにもクロハラの成長が2羽いました。おそらく一緒に来たのだろうと思います。その2羽はそろって飛んでいることもあったのでペアなのかも知れません。その2羽にこの子は初めての北への旅へ連れてきて貰っているのかも

成鳥はお腹が黒一色なものとまだらになっているものとの違いがありました

30分ほどの探鳥だったのですがその間コアジサシはいちども見ませんでした。アジサシたちもいなくなってしまったようです


ヨシゴイが北から南へ湖面すれすれを飛んでいきました

杭の上には珍しくイソシギがたたずんで居ました

頑張っていきろよ

くちばしがまだ全部黄色い巣立った直後のスズメさん。人が真下を歩いていてもまだ逃げることもままならない様子でした。ここを何とか乗り切って欲しいですね

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