カイツブリの雛たち -伊佐沼- 2023/05/25

伊佐沼は曇り時々晴れ。ぼんやりとした空に時々コアジサシが飛んでいました

ピントが合わない・・・

午前9時頃でしたが5羽を超える数は確認できませんでした。またほかのアジサシもいませんでした


さて沖のアジサシより気になっているものがありました。カイツブリたちです

5月21日。見たかった、この光景を見たかった

21日に岸からすぐのヨシの島の陰に孵ったばかりのヒナ3羽の乗る巣を見つけました。親は2羽ともいます。代わる代わるエサを運んできます

ザリガニを持ってきましたが硬くて飲み込めない。親は受け取りなおし殻を噛んで柔らかくしてからまた与えますがそれでもだめで、何度かこのやりとりを繰り返して最後には殻を全部外してようやく食べられました。そんなこんなの行く末が楽しみなホームドラマを見られたのですが・・・

23日の雨で巣が浸水してしまったためか昨日は姿が見えませんでした。ほかの方も心配していらっしゃいました

そして今日行ってみると時々岸のヨシの中からカイツブリの鳴き声が響きます。そしてしばらくすると

5月25日

イタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 憧れのカイツブリ丼!!
乗ってます、乗ってます。ほんとこれ見たかった。そして無事だったことに胸をなで下ろしました

そしてまた姿が隠れ今度出てきたのはこれ

申し訳程度についてる翼がこっちのハートを射止めにくる

泳いでる!かわええ。たまらないですよ、もう

バードウォッチング始めてよかった。眼福すぎる

どうやらヒナたちのお食事タイムになると背中から下ろすみたいです。また代わる代わるエサを運んできます。魚と甲殻類半々ぐらいです

食べ盛りとはいえ一つ一つのエサが大きいのですぐお腹いっぱいになるようです。2つずつエサを食べたぐらいで休憩になりました。おんぶタイムです

お父さんなのかお母さんなのかは分らない

現場ではヒナがおんぶをおねだりしていると思っていましたが画像を見ると親鳥が翼を浮かしてヒナに背中に乗るよう促しているのが分ります

ヒナがまだ乗り方のこつを掴んでないのか、あるいは足の力が弱いからかなかなか上手く乗れません。親は翼で抑えて抱え込んでいます。乗っかってるだけじゃなくてほんとうに抱っこなんですね。でも最後はぜんぶ落ちて親鳥のほうが疲れて羽づくろいを始めたところで場をあとにしました

至福の時間でした

こちらは今朝地元で撮ったひと月ほどたったヒナたちです。潜水もできるので自分でエサも採れるようになってきているんじゃないかと思います

ギャングエイジって年頃か

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