久しぶりの伊佐沼でした。新客を見ました
メスのミコアイサが一羽だけでいました。しかしとにかく遠い。沼のど真ん中で時々潜りながらプカプカ浮かんでいます。風が強かったので波ですぐ全身隠れて見えなくなります。さらに潜られてしまったら次にどこに浮いたのか探し出すのに一苦労。ようやく見つけた瞬間にまた潜ってしまうことの繰り返しでした
昨シーズンとある場所にオスメスで10羽ほどの群れがいる池を発見したのですが伊佐沼にも「パンダガモ」と呼ばれてるオスもいっしょにもっとたくさん来て欲しいですねえ。潜水ガモには水深浅すぎるのかな?でもウはたくさんいるしなあ。この子はなんで一羽だけでここに来てるんだろう、なんでほかの仲間は伊佐沼には来ないのだろう、って不思議ですねえ
さて伊佐沼南の鉄塔付近ではカラスが騒いでいたのでよく見てみるとハヤブサと空中戦をしていました
私が今まで見てきた限りではカラスが群れで追い立てるとどの猛禽類もめんどくさそうに去って行きますが、ハヤブサは違うようでぜんぶ蹴散らして鉄塔を支配してしまいました。飛翔能力の高さゆえでしょうか。それとも今回はハヤブサさんの気持ちが強かったのかも
周りにドバトやムクドリみたいな獲物となる大きさの鳥の群れもいないので湖上のコガモ狙いの時のポイントなのかなと思います。先日、寺尾貯水池でハイタカがドバトを捕まえたのを見たのですが自分が影になって見えなくなる西日の方角から襲っていました。この鉄塔も沼の南にあり太陽を背にできるのでここから様子をうかがいターゲットを見つけたら飛び立って急襲するのだと思います。実際、昨年は夕日の方角から荒川右岸土地改良区事務所の建物を隠れ蓑にしてコガモを襲っていました(失敗)。
今日は飛び立って少し大回りに沼の南西を周遊していましたがその後、南に消えていきました
ミコアイサに続いて今シーズン初めての新客はタゲリです。北のテニスコートの道路を挟んだ向かい側辺りにいました
3羽いました。顔の色が白いのが1羽、茶色いのが2羽
本やHPの解説を見ると「幼鳥は雨覆いの羽一枚一枚に縁取りがある」とか「幼鳥は冠羽が短い」とか「幼鳥は顔にバフみがかかっている」とかいろいろ書いてあるのですが、こいつらではよく分かりません。最初の画像のは顔が白くて冠羽も長いけれど背中の羽に縁取りあるし、3枚目は顔は薄い褐色で冠羽も短いけれど羽縁はほとんどない。また「メスは顔の黒い模様がやや茶色っぽい」そうですがそれもよく分からない
よく飛んでるタカの写真なんかで「~なのでこれはオス」とか本やHPで見るのですが本当にそうなのかと思ってしまいます。どれくらいのサンプルを集めて性器の有無や染色体を調べそれが外観と相関関係にあるのか調べたのでしょうか。私も雌雄や親子を判別したい誘惑にかられがちですが、カモみたいに明らかに違いがあるのは別として、判別が難しいものはまあ当たるも八卦当たらぬも八卦ぐらいでそれより鳥を見ることを優先しよーと思っています
さてさてタゲリさん達はきれいなんだけどアクションが少ない少ない・・・。ゆっくり歩いて立ち止まってエサついばんで歩いて。見かけ通りお上品ですな。人がデッキに来たらすぐ飛んで行ってしまいました
最近は私が行ったときはアオアシシギやオオハシシギはまったく見なくなりました。ハマシギもセイタカシギもほとんどいないです。今日はネコがコガモを待ち伏せしているのを見ましたし鳥インフルも大流行だし心配してしまいます
セグロセキレイ見つけたなんかグニャッとしたものは何なんでしょうか・・・?タニシの中身?ちょっと気持ち悪い
ハマシギとセイタカシギは画像の一羽ずつだけ。イカルチドリは沼のどこにもいるっていうくらい増えたのですが
鳥さんの足ってかわいい小鳥でも恐竜の子孫なんだなあっていうティラノサウルスっぽさがありますが、カルガモの足を見たらおもちゃっぽくてギャップに萌えました
そういえば最近ムクドリをまたよく見るようになりました。私の巡る田園中心のフィールドでは晩秋から1月まで完全にヒヨドリに置き換わっていて、ムクドリは住宅地や街中のほうに多かったのですが、このところ田畑や河川敷にも降り立っているのを見るようになりました。大きな渡りでなくても季節や気象の変化で住処の調整をしているんですね。ホシムクドリ、ギンムクドリが混じっていないか大群を見つけたら捜索します
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