トビ、伊佐沼で低空飛行 2022/11/08

伊佐沼上空に猛禽飛来!カモたちが一斉に飛び立ちます!すわ、オオタカか!!

一番上にいるのは恐るべきプレデターか!

トビでした。襲ってくることのないトビだったとしても真上にそれらしき影がきたらとりあえずカモたちは逃げるんですね。確認してたらもう命はないですからね。

しかしかっこいい。いくらでも周りにいるところに住んでいらっしゃるかたにはピンとこないかも知れませんがトビも私にはかっこいいです。

風が強く上昇気流がなくとも飛びやすいのか湖上のデッキ辺りですぐ目の前をふわふわ飛び続けていました。デッキ周りは今は水が引いているのでカモの死骸などを探していたのかも知れません。

しばらくすると去って行きました

どこかに行ってしまったので餌にありついているのではとさっき見た魚の死骸を見に行きました。しかし気になることが

アメリカナマズに見えるんですよねえ。3つありました。荒川水系ではもう普通に釣れてしまうほどのさばってしまった外来種でまた害魚と言っていい在来種への脅威ですが、伊佐沼にも繁殖し始めているのでしょうか。心配です。ちなみにここにはトビは来ていませんでした。

さても伊佐沼一周は毎回楽しみの宝庫です。

温泉の近くの鉄塔にチョウゲンボウのオス。ちなみに双眼鏡で「チョウゲンボウでは?」と確認していると目の前に折りたたみ椅子を広げて座っていたお巡りさんが不審に思ったのか「こんにちは」と上目遣いに挨拶してきました。たくさんで大がかりに移動オービスを始めていました。で次々と捕まえていました。みなさん伊佐沼に車で来るときは気をつけましょう。

コサギが口を開けてたたずんで居ました。そして舌を伸ばしていました。舌の形も不思議な形。たいてい餌は丸飲みですがこの舌はなんの役に立っているのでしょうか。センサーのような形ですが。

そしていつも思うのですが歩いて餌を探しているときの発見率はダイサギはコサギよりずっと少ない気がします。よく大きな体を維持できるなと思います。私が見ていないときに大物を得ているのでしょうか。今回もなんか小さなものを時々飲み込んでいたのですがなんなのか私のカメラでは分からない。双眼鏡探鳥で直接鳥を見ることをモットーにしていたのに、コンパクト望遠を買ってしまった理由がサギが何を食べてるのか知りたいからだったので、それでも見えないのではますます一眼が欲しくなってしまいます。

オオバンはこの先どんどん増えるでしょうがまだ数羽です。イカルチドリは休憩中。光の差し方で鳥は体色がずいぶん違って見えますがイソシギはこんなに足が黄色かったのかと新たに気付きました。アオアシシギもですがエナメル質を感じて好きな質感です。過眼線もはっきり見えて愛おしさが増しました。コガモたちも水浴びや羽繕いをしていました。鳥さん達は換羽のときはとにかくかゆい。一生懸命手入れしている姿がかわいかったです。

ほっぺの赤いまるがオカメインコみたいなハマシギ。夏羽はまた違うそうですが内陸ではそれは見られないでしょう。くちばしにたっぷり泥を付けていてコミカルです。

そしてこいつ

三白眼、いつもの三白眼

オオハシシギ。いつもながらとぼけています。

いつもアオアシのそばにいるオオハシ

午後の日差しがいつも以上に羽の模様を際立たせてくれてます。アオアシシギの羽が一枚一枚白や茶白の縞模様で縁取られているのがオシャレです。オオハシさんも羽軸の焦げ茶からのグラデーションがたまらないです。

そしてコサギの群れ

最初遠目にハトだと思いました

伊佐沼に帰ってきた群れでしたが少なくとも昼間はいつも単独でいるコサギがどうして群れているのでしょうか。一羽が飛んでいたら次々に参加していくのかな。

今日も大猟の伊佐沼でした。

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